抜歯の後はドライソケットに要注意

ドライソケットを防ぐには何をすればいい?

ドライソケットはどんな痛み

抜歯の経験がある方はご存知かと思いますが、抜歯前には麻酔をし、麻酔のおかげで痛みはほとんど感じることなく抜歯できます。しかし麻酔が切れた後には痛みが現れるようになりますが、時間の経過とともに痛みはなくなっていくのが一般的です。
ところがいつまでも強い痛みが引かない場合があり、この原因の一つとして考えられるのがドライソケットです。
ドライソケットとは、抜歯後の穴に本来できるはずの血の塊ができず、穴が塞がらずあいたままとなってしまい、骨が露出してしまっている状態のことをいいます。
「抜歯窩治癒不全」ともいいます。

通常であれば抜歯後には血餅(けっぺい)と呼ばれる血の塊が抜歯後の穴を覆い、その上に延びてきた皮膚が重なることで穴を塞いでいく過程があるのですが、何らかの原因により穴が塞がらず骨の表面がむき出しになってしまうというものです。
食事の際そのできた穴に食べ物のカスが入り込んでしまうと、骨に直接触れてしまうため、強い痛みを引き起こしてしまいます。
これがドライソケットになることで、強い痛みが発生する理由です。
ドライソケットの多くは、上よりも下の親知らずの抜歯後に見られることが多いようで、100人に2人から4人ほどに見られるようです。
もしドライソケットを放置してしまった場合、どうなるのでしょうか?
痛みが悪化するだけではなく、骨の炎症を起こしてしまう危険性もあります。
このような事態にならないようにするためにも、早めに痛みへの対策をする必要があります。

そもそもドライソケットとはいったい何?

抜歯に伴う痛みは人によって感じ方が異なります。 ただドライソケットの痛みは、普段の歯科治療の時や、麻酔が切れた時の痛みとは少々異なります。 症状としては、口腔内の血が止まったのに再度痛み出す、鋭い痛みを感じたり、食事のときに痛むということがあります。 非常に強い痛みで日常生活に支障をきたすのが特徴です。

ドライソケットの症状

ドライソケットの特徴は以下のようなものです。 (1)抜歯後数日たってから痛みが増してきた。 (2)痛み止めを飲んでも効かず、激痛が1週間以上続いている。 (3)飲食時に痛みがより強くなる。 (4)抜歯した穴から悪臭がする。 (5)骨が露出しており、穴が大きくあいて内部が白っぽく見える。

ドライソケットの対処法

ドライソケットの多くは基本的に数か月以内に自然治癒すると言われますが、放置すると骨炎を起こし骨を削らなくてはならない場合があります。 このような状態に陥らないようにするためにも、歯科医へ相談し、早期に治療を行うことが重要となります。 すぐに歯科治療できない場合は、応急的な処置を取るようにしましょう。